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家づくりコラム

2022.05.23

2022年は”猛暑”の予想・・・夏の季節も大切な家の「断熱性」

底冷えがする寒い冬、そして寒暖差が
気になる春を越えてやってくる夏の季節。

気温が高く、薄着で涼しく過ごす夏ですが、
近年の夏は地球温暖化の影響もあり
非常に暑い日が続く印象があります。


そして陽が差す住宅内は室温がかなり
高くなりますが、冷房で涼しくできる
部屋は、エアコンが設置してある部屋のみ
というのが一般住宅の通例でしょう。

あまりの暑さから家の中でも熱中症
被害が毎年取り沙汰されていますが、今年
そしてこれからの夏を涼しく快適に、安全に
過ごすには”家の断熱性”が鍵
となってきます。

冬の寒い時期に家を暖かくする家の
断熱性ですが、夏の季節にはどのように
機能するのでしょうか。

2022年の夏の気温予想をはじめとして、
夏の屋外の高い気温が住宅に
与える影響、熱が侵入する場所について、
そして真夏に涼しい室内を実現する
ポイントについて解説していきます。

(関連記事):”省エネ基準適合義務化”で
再確認。「一般的な住宅」と「省エネ住宅」での
暮らしの違い




【年々厳しくなる夏の暑さ。2022年は”猛暑”の予想】

猛暑や酷暑といった言葉が目立つ近年の夏。

近年は夏の厳しさがより一層強くなって
いると感じる人も多いのではないでしょうか。

気象庁の3か月予報によると、現時点に
おいては2022年の夏の暑さは厳しく、
猛暑になる可能性がある
としています。

猛暑とは通常に比べて高い気温である
ことを指しており、2022年は気温が35℃を
超える猛暑日が多くなる夏となりそうです。

(出典):気象庁

【屋外の熱が家に与える影響とは】

暑い夏の日、一般住宅で冷房をフル稼働
させなければ過ごせない、また住宅内で
熱中症のリスクを感じたことがある
という人もいるのではないでしょうか。

冬の季節、住宅は室内から熱が逃げてしまう
ことが問題になるのですが、強い日差しと
高い気温になる夏の季節は、反対に屋外から
室内へと熱が侵入することが問題
です。

つまり、夏に冷房効率が低くなったり、
熱中症のリスクが高くなる原因には、屋外から
室内へと侵入する熱の多さに原因
があります。

家の中で最も熱が侵入しやすい箇所は、
どの箇所になるのでしょうか。



【屋外からの”熱”が侵入する場所】

① 窓(開口部)

窓やドアといった開口部は、住宅内で
熱の出入りが最も多い場所
です。

外気温が約33℃、室温27℃で冷房を
運転している室内において、住宅内の
うち開口部は73%もの熱を通してしまう
されています。

窓のサッシや窓ガラスが、熱を通しやすい
低断熱のアルミサッシ・単板ガラス
だった場合を考えると、その影響はかなり
大きいことが予測できるでしょう。

② 屋根

開口部に次いで熱の通り道となるのが
太陽が直接差す屋根の部分です。

屋根の場合、外気温と室温が前項と同じ
条件下では、11%の熱を通すとされており、
屋根部分の断熱施工がいかに大切かが
理解できます。

③ 外壁

暑い夏の日、室内の壁の温度が高くなって
いるのを感じたことがあるという人も
いるのではないでしょうか。

これらに次いで熱を通しやすい箇所は、
外壁部分になります。

外壁部分は同じ条件下で全体の7%
熱を通す
とされており、その他
換気や床などを加味しても、住宅全体で
あらゆる場所から熱が侵入している
という事が分かります。



【「断熱性」の高さが”涼しい室内”を実現する】

住宅で暮らすにあたり、一般住宅では
厳しく危険な住環境となってしまう夏の季節。

暑い夏においても、住宅の断熱性が高い
ことは涼しく快適な暮らしを実現する
大切なポイント
です。

屋根や外壁の断熱、そして樹脂製の
トリプルガラスなど高断熱な窓を採用
すること、加えて夏の強い日差しを
遮る庇を設ける事で、熱の出入りが
大幅に抑えられます。


また断熱性が高いということは、室内が
屋外の影響を受けにくくなり、冷房で冷やした
空気を外に逃がさない事を意味
します。

室内はエアコン1台の全館空調、弱冷房
運転だけで涼しさが持続する快適な
空間になります。

高断熱な省エネ住宅の住み心地については、
洞窟の中のひんやりした空間
イメージすると分かりやすいかもしれません。

また熱損失が起きてしまう換気については、
熱交換換気を採用するのも欠かせない
ポイント
となっています。

住宅に高い断熱性を持たせるという
ことは、冬を暖かく快適に過ごせるという
だけでなく、夏を涼しく快適に過ごせる
ということも意味
しています。

(関連記事):「新築住宅」が値上がり。
それでも妥協すべきではない5つのポイント




【猛暑が続く夏の暮らしを快適安全にする「断熱性」】

これまでの一般住宅では夏は風通し
のみが重視されており、夏を風通しで
涼しく過ごすという考えの元で建築が
進んできました。

しかし実際、一般住宅の夏は危険なほど
暑くなり、冷房をつけても冷気が
流れるように外へと逃げてしまうため、
冷房効率も著しく悪い住まいとなって
しまっていました。

近年重視されている住宅の断熱性は、
冬を暖かく過ごす事にフォーカスがある
印象がありますが、暑い夏の季節にも
涼しい室内を実現することに貢献
します。

猛暑が続く夏の暮らしを快適安全にする
「断熱性」について知っておきましょう。