もっとドモシカを知る

about DOMOCICA

家づくりコラム

2022.05.09

家の断熱は”窓”がキーポイント。「高性能窓」の種類と選び方

学校やオフィスはもちろん、住宅にも設置
されている、私たちに身近な”窓”

窓について改めて考えたり、また注目する
機会というのはあまり多くない印象が
ありますが、新築住宅の計画では窓の位置や
サッシの種類などを選ぶ
必要があります。


ひと昔前の一般住宅と言えば窓はアルミ
サッシ、ガラス1枚というのが主流でした。

しかしながら、私たちに最もなじみ深い
アルミサッシ・単板ガラスの窓が、家の中を
寒く不快にしている事実はそれほど多く
知られていません。


新築で暖かくて省エネな家を手に入れる
にあたっては、「高性能窓」の採用が
重要であることを知る必要があるでしょう。

この記事では住まいの窓が重要である
理由について、また高断熱な「高性能窓」
種類や、新築住宅に設置する窓の
選び方などについて解説していきます。

(関連記事):値上げラッシュが”家計”
を圧迫。「新築住宅」は早めの決断が吉




【暖かい新築住宅。鍵は”窓の性能”】

”窓の周辺が暑い・寒い”
”窓から冷気が漂ってくる”
”窓の結露がひどい”


これまでの住まいにおける暮らしでは、
このような不快な現象はほぼ当たり前に
起こり、心当たりがある人という人が
多いのではないでしょうか。

エアコンを運転してもなかなか室内が
快適にならない。その大きな要因の
ひとつには、”窓の断熱性能”があります。

そして、結露や寒さなどの不快な窓周辺の
現象は、”断熱性が低く、熱の出入りが
激しい窓”
で起こる現象
です。

【住宅の窓は熱の主な出入口になる】

熱は、温度の高い所から低い所へと
移動する性質を持っており、この熱の
性質によって屋外と室内の間で熱の
出入り
が起こります。


そして外壁や屋根、床と比較して厚みが
薄い窓は、住宅内外で最も熱を通し
やすい箇所
となっています。

熱が出入りする割合は外気温と室温、設置
している窓の特徴により変化しますが、
複層窓のアルミサッシを設置した場合、
その割合は夏場で約7割程度、冬場は
約5割程度の熱が出入りしている

言われています。



【窓の性能をはかる3つの要素】

窓の断熱性はサッシがどのような材質
なのか、またガラスの枚数、ガラスと
ガラスの間の空気層の3つの要素で
はかることができます。

◎ サッシの材質

サッシの材質については、熱を通しやすい
順番に

・アルミサッシ
・アルミ/樹脂複合サッシ
・オール樹脂サッシ
・木製サッシ


があり、現在主流となっているのが
アルミ樹脂複合サッシです。

木製サッシは最も熱を通しませんが、
価格が高価であることや、こまめな
メンテナンスの必要性から、あまり
実生活で現実的な窓とは言えません。


◎ ガラスの枚数

ガラスの枚数については

・単板ガラス
・複層ダブルガラス
・複層トリプルガラス


があり、ガラスの枚数が多ければ
多いほど断熱性が高い
と言えます。

ガラス表面に金属加工を行ったLow-e
ガラスで、なおかつ複層窓であれば、
さらに窓の断熱性は高くなります。

◎ ガラス間の空気層

複層ガラスでは、ガラスとガラスの
間に空気層が生まれ、これが
窓の断熱性を高める要素
となります。

・空気層
・ガス層(クリプトンガス・アルゴンガス)
・真空


ガラス間が空気層の場合は断熱性が低く、
真空の場合は最も断熱性が高くなりますが、
非常に価格が高価となります。

ガスが封入されている窓であれば断熱性も
高く、実生活に見合った窓
になります。



【窓にコストを掛ける時代。将来の生活を考えて選びたい”窓”とは?】

住宅の中で最も熱を逃がしやすい窓。

新築住宅では将来の生活を考え、断熱性・
気密性と同様、窓もまた妥協のない断熱
レベルのものを選びたい所
です。

現在主流となっているアルミ樹脂複合
サッシは、アルミサッシに比べて高い
断熱性を持ちますが、アルミの部分が熱を
伝えやすいがゆえに結露の原因
になります。

また、結露が発生すると住宅の躯体の
老朽化を早めるだけでなく、カビやダニ
による各種アレルギー症状の原因
にも
なり得ます。

将来の快適で健康的な生活環境を考え、
窓に高い断熱性を持たせるのであれば、

◎オール樹脂サッシ
◎複層トリプルガラス(Low-e)
◎ガス層(クリプトンガス・アルゴンガス)


これらの要素を兼ね備えた窓が安心です。
通常の窓と比較して若干コストが掛かる
チョイスになりますが、

・高い冷暖房効率
・家族の健康
・家の耐久性
・家の防音性
・ランニングコストの削減
・将来の住宅資産価値


これらをメリットと考えるなら、窓に
コストを掛ける価値は十分にある
と言える
でしょう。

(関連記事):「新築住宅」が値上がり。
それでも妥協すべきではない5つのポイント




【暖かい新築住宅の窓は「高性能窓」を採用する】

住宅での暮らしにおいて、窓は景観の面や
室内に解放感を与えること、日射の取得
などに貢献し、非常に大切な役割を果たします。


しかし、一般的な住宅に暮らす人であれば

”窓の周辺が寒い”
”窓から冷気が漂ってくる”
”窓の結露がひどい”


など、不快とも言える経験したことがある
という人がほとんどなのではないでしょうか。

これらの症状や状況は、窓の断熱性が
低いことが大きな要因
です。

近年では、住宅の窓が暮らしの省エネ性や
快適性にいかにインパクトが大きいか

知られるようになってきています。


暖かい新築住宅の窓は「高性能窓」
採用しましょう。