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家づくりコラム

2022.05.09

”設備”は一流でも”性能”は三流。寒い日本の住宅は「省エネ住宅」で変わる

家族共々長い期間を暮らす新築住宅で
欠かせない要素といえば、やはり”快適に
暮らせること”
ではないでしょうか。

暮らしの快適さを構成するのは立地であったり
利便性、間取りや生活動線です。

加えて新陳代謝を行い、暑さ寒さを感じる
私たちにとって、室内空間が快適な
温度・湿度を保つことは基本中の基本。


しかし、一般住宅で暑さ寒さに我慢
しながら暮らすことが当たり前になって
しまっている私たちにとって、このことは
なかなか気付きにくい事実です。

世界的にも最先端の設備を有する日本の
住宅ですが、住宅性能においては世界でも
低い水準にあることが近年明るみになって
きています。

これから新築住宅を取得するにあたって
知っておきたい日本の住宅性能の
現在地について、また日本の暮らしを
豊かで快適にする「省エネ住宅」について
解説していきます。

(関連記事):”省エネルギー”で快適・
節約。「住宅の省エネ性」の基本とは?




【設備は一流なのに、一般住宅は”寒さをやり過ごす家”】

最新のキッチンやトイレなどの水廻り
設備は、自浄機能や使い勝手の良い収納など
使う人の動きが考えられており、まさに
痒い所に手が届く非常に優れた設備が
販売されています。

また、少ないエネルギー消費で稼働する
省エネ家電や高性能エアコンも非常に
優れているという印象を受けます。

世界的に見ても一流の性能を誇る日本の
住宅設備や家電ですが、これらを導入
しても、暮らしそのものは快適にならない
というのが日本の住宅の問題点。


それもそのはず、日本の住宅性能は世界
先進国に比べて低い水準にあり、
住宅性能の低さゆえ、いまだに”寒さを
やり過ごす家”
となってしまっています。

【冬寒いのに夏は暑い。日本の”住宅性能”の低さ】

また、日本では”良い家は風通しが良い”
という認識は非常に一般的です。

隙間が多く、夏場は風通しを重視し、冬場は
厚着や暖房器具で寒さをしのぐ。

日本の一般的な住宅はこのような暮らし方を
想定した造りとなっており、”住人の我慢が
前提”で建てられている
と言っても過言では
ありません。

しかし実際の暮らしでは、家の中は夏場は
熱中症の危険があるほど暑くなり、冬は
冷え性や凍死が起こる可能性があるほど
寒くなるのが現状です。



【欧州・欧米と比較して著しく低い”住宅性能”】

一方、世界先進国の住宅は日本の
一般住宅と比較して省エネで、なおかつ
夏涼しく冬暖かい家が標準。

この違いには、住宅の断熱性・気密性
といった”住宅性能”
が大きく関わって
います。

新築住宅に対し、日本では現時点で
努力義務となっている一定の住宅性能の
付与ですが、アメリカやイギリス、
ドイツやフランスといった海外先進国では
すでに義務化されています。

これは新築住宅を含む建築物、増改築
にも同じく適用され、この基準を
満たさない建物は建築することができません。

【”省エネ基準適合”はお隣の韓国でも義務化】

また、アジア先進国においては中国・韓国
と比較しても決して高い性能とは言えない
のが、日本の一般住宅です。

日本の隣に位置する韓国では、500㎡・150坪の
住宅や建築物に対して省エネ基準を義務化。


一方、日本は現状、新築・改築される
住宅以外の2000㎡以上の大型建築物に対して
のみ基準適合を義務化
しています。

現時点で日本には新築住宅に
住宅性能を付与する義務がないため、
夏暑くて冬寒い家をいまだに建築
できる環境なのです。




【暖かい暮らしには”住宅性能”が必須】

住宅内を快適な室温・湿度を保ち、なおかつ
省エネルギーな生活には、”住宅内部から
熱が逃げないこと”
が大前提となってきます。

つまり”住宅内が外気温の影響を受けない”
ということが大切であり、これを実現
する基本の住宅性能が「断熱性能・気密性能」
です。

また、日本では現在、住宅省エネ基準の
適合義務化の動きが推進されており、
今後世界レベルの暖かい住宅がスタンダードに
なる見通しとなっています。

【寒い日本の住宅を変えるのは「省エネ住宅」】

断熱性・気密性が優れた住宅は快適という
だけでなく、結露発生を防ぎ、少ない
エネルギー消費で暖かい暮らしが可能
です。

このような「省エネ住宅」は、先に述べた
日本の住宅のデメリットを解消できる住宅
となっています。

我慢が当たり前、結露が起こり耐久性が
低く、なおかつ健康を害する家という
常識は、「省エネ住宅」の登場で大きく変わります。

新築住宅は、住宅性能が優れた省エネ住宅を
選びましょう。


(関連記事):”物価上昇”の時流だから
こそ検討したい。安価で手に入る「モデルハウス」




【日本の住宅が変わる。新築住宅は世界基準の「省エネ住宅」を選ぶ】

後悔や失敗は避けたい新築住宅の購入。

外観やデザイン、間取りといった特徴が
最重要視されてきた日本の住宅でしたが、
近年は断熱性、気密性が注目を集める
ようになってきました。

快適でコストを抑え、健康に暮らすにあたり、
住宅性能はチェックすべき必須のポイント

なってきます。

住宅省エネ基準義務化を通して、日本の住宅は
世界標準の住宅へと変化します。家族が
いつまでも健康で暖かく暮らせる「省エネ住宅」
選びましょう。