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家づくりコラム
2022.05.02
WHOも警鐘。「省エネ住宅」は”気候変動”のリスクに備えられる家
2007年に日本で上映された「不都合な真実」
というドキュメンタリー映画は、
アル・ゴア元アメリカ合衆国副大統領が
主演し、地球温暖化に警鐘を鳴らす
といった内容でした。
そして現代の暮らしでは地球温暖化や
気候変動、そして省エネが世界的な課題
となっています。
私たちが予想だにしなかった地球温暖化の
影響は各所に現れており、日常生活で
その影響を感じている人も多いでしょう。
ますます夏の暑さや冬の寒さ、季節
はずれの気候が目立つ近年、
人生の中で長い時間を過ごす住宅は
”気候変動”のリスクに備えられることが
ひとつのポイントとなってくるでしょう。
その他さまざまに考えられるリスクを
回避、またはその影響を軽減できる
住宅は「省エネ住宅」です。
気候変動についての最近の動向やその
原因について、また気候変動を含む
生活の中のリスクに備えられる「省エネ住宅」
について解説していきます。
(関連記事):「省エネ住宅」は誤解が
多い?身に着けたい”住まいへの新しい価値感”

【ここ数年で感じられる季節の変化】
過去の写真や記憶、体感、感覚を通して
気候や季節が変化していると感じることが
多くなっている近年の生活。
厳しい夏の暑さと冬の寒さ、そして
春夏秋冬がハッキリしない季節感など、
地球温暖化の影響は至る所に見られます。
また、WHOによると地球温暖化の影響を
受けている野生生物の絶滅危惧種は
4000種を超えるといいます。
確実に変化する自然環境ですが、
これは”人間の住宅での暮らし”にも
やはり多大な影響を与えます。
【東北で季節外れの積雪・・・”気候変動”は進行している】
西日本は暖かい気候となっている4月30日、
東北地方の一部では低気圧の影響により
積雪が観測されました。
岩手や宮城、山形などで数センチの
積雪が見られ、栗原市駒ノ湯では
観測史上最も遅い積雪となったようです。
5月を目前にし、東北では季節外れの
積雪は起こる事があります。しかし
その範囲が拡大していることから、
気候変動の影響は徐々に表れていると
言えるのではないでしょうか。
(出典):tbc東北放送ホームページ

【気候変動の原因は”温室効果ガス”】
気候変動が起こる主な原因は、温室効果
ガスにあります。
化石燃料等を使った発電や森林の伐採、
エネルギーやモノの大量消費により、大量の
温室効果ガスが排出されることになります。
この温室効果ガスは地球全体を覆い、
太陽からの熱がこの中に閉じ込められます。
これによって地球内部の熱は逃げ場を失い、
やがて地球の温暖化へと至ります。
史上、最も早いペースで進んでいると
言われる現代の地球温暖化。
人が暮らす住まいは環境に優しく、
また住人にも優しいことが必要でしょう。
【「環境に優しく、住人が暮らしやすい家」の必要性】
気候変動の進行で夏は酷暑、冬は厳寒
という厳しい環境となっている現代。
これまでの一般住宅は断熱性・気密性
といった住宅性能の低さから、
多くのエネルギーを消費するにもかかわらず、
コストも掛かり、快適とは言い難い
住環境になります。
また環境に優しくない暮らしは、住人に
とっても優しくない住環境となり、
多くの人が住まいを原因とした健康被害を
被っているという事実があります。
”環境に優しく、住人に優しい家”
現在、政府によっても推進される
「省エネ住宅」は、まさにそんな未来
志向の住宅です。

【「省エネ住宅」で”気候変動”がもたらすリスクに備える】
外気の影響を受けやすい一般住宅では、
室内に居ながらにして熱中症のリスク、
またヒートショックや冷え性、凍死の
リスクも問題となっており、気候変動に
よりさらにそれらのリスクは高まると
考えられます。
そんな時代においても住人が安心して健康に
暮らせる家、そしてエネルギー消費を抑えて
環境に優しく、暮らし自体が省エネになる家。
「省エネ住宅」は地球環境を守り、気候
変動のリスクに備えられる家になります。
【自然災害時もより安全な「省エネ住宅」】
気候変動の他、懸念されている地震の
発生など。
自然災害で停電が起こった際、一般的な
住宅でできることは少なく、冬場の
停電は冷えや凍死のリスクが高まります。
その点、省エネ住宅は外気の影響を受け
にくい設計となっているため、
停電時も暖かい室温を長時間保つことが
可能となっています。
また太陽光発電等による創エネ機能を
備えておけば、災害時だけでなく、日常に
おける電気の使用量も大きく抑える事が
可能です。
新築住宅は、あらゆるリスクに備えられる
「省エネ住宅」を選びましょう。
(関連記事):「省エネ住宅」の創エネで
さらに安く。”オール電化”と”ガス併用”を比較

【気候変動のリスクを見据え、「省エネ住宅」を選ぶ】
確実に進行している地球温暖化、そして
気候変動。
その影響は予測されているものの、今後
どのように推移していくのかについては
予想の域を超えず、暮らしに備えが必要と
言えるのではないでしょうか。
新築住宅は気候変動、その他自然災害の
リスクについて加味することも必要と
なってきます。
「省エネ住宅」は気候変動による
影響を抑え、環境と住人に優しい家になります。
気候変動のリスクを見据えて、「省エネ住宅」を
選びましょう。