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家づくりコラム

2022.04.18

ロシア制裁で余波。2022年「ウッドショック」の現状と”今後の見通し”

あらゆるモノの価格が高騰する2022年
ですが、新築住宅を検討する家庭に
とって最も影響が大きいのは、木材価格の
高騰
でしょう。

2021年の3月頃から価格が上がり
はじめ、9月頃に問題とされるように
なった「ウッドショック」。

ウッドショックが起こった背景には、
アメリカ国内での木材需要の高まりや
新型コロナの影響、また日本が輸入木材に
依存している
という点が挙げられます。

そしてまだウッドショックの影響が
収まりきらない中、ロシアのウクライナ
への侵攻が、さらなるウッドショックを
引き起こすことが懸念されています。


第二次ウッドショックの到来とも
言われていますが、ウッドショックの
現状、そして今後の見通しは
どのようになっているのでしょうか。

国内産の木材は使用できないのか、また
ロシアのウクライナ侵攻で、木材のほかに
今後価格に影響を受けると考えられる
資材も含め、ウッドショックの現状に
ついて解説していきます。

(関連記事):値上げラッシュが”家計”
を圧迫。「新築住宅」は早めの決断が吉




【2022年以降で進む”モノの値上げ”】

消費者の生活に直接影響する価格上昇。

2022年4月以降、日用品や食品をはじめと
して、さまざまなモノの価格が上昇
しています。

原油価格の高騰や円安も影響し、食品等の
主原料価格が高騰しており、食品に
おいては平均して概ね10%ほど値上がり
していると言われています。

予想だにしなかった価格上昇ですが、
新築住宅を検討する家庭にとっては
木材や資材、設備の価格高騰が最大の
懸念材料
となっているのではないで
しょうか。


【政府によるロシアへの追加制裁で懸念される木材価格】

昨年9月に問題となったウッドショック
ですが、ここにさらに追い打ちを
かけるのがロシアのウクライナ侵攻です。

政府はロシアへの追加制裁措置として、合計
38品目の輸入禁止を決定しました。

輸入禁止品目の中にはビールやウォッカ
といった酒類、工業・電気機械や車両の部品、
そして丸太やチップといった木材も含まれます。

ロシアに対する輸入禁止措置は今回が
初となっており、今後ロシア産木材の
輸入がさらに厳しくなることが予測されて
います。


(出典):NHK
「政府 ロシア追加制裁 アルコール飲料など
38品目の輸入禁止へ」




【続く「ウッドショック」。日本は輸入木材に頼る国】

木造住宅を建築するにあたり、丈夫で
理想的な木材として重宝されてきた
ロシア産の木材。

日本は輸入木材に頼る国であり、木材の
約6割以上を輸入木材でまかなっています。

なお、主な木材の輸入元はカナダや
ヨーロッパ諸国、アメリカ、ロシア、アジア
諸国等となっています。

ロシア産木材は主に製材などにおいて
輸入木材の一端を担う木材であり、
第二次ウッドショックでどれほどの
影響が出るのかが懸念されます。


【樹木が多い日本。国内産は使えないのか?】

多くの関係者が頭を悩ませるウッドショック
ですが、そもそも樹木が多く生い茂る
国内産の木材を使用する事はできないので

しょうか?

まず海外産の木材が重宝される理由として、
木材輸入の自由化により質が良く、安価で
大量に輸入できる
という点があります。

また木材は製品として使用できるように
育てるには多くの手間が掛かります。

日本国内では先の木材輸入の自由化により
仕事が不足したこと、そしてこれによる林業の
人手不足、人材の高齢化などが課題
となって
います。

国外産・国内産との価格差、人材不足
により、現状としては国内産の木材で
ウッドショックを回避する事は難しい

考えられます。



【木材以外も高騰。住宅で影響を受ける資材】

また追加制裁で木材の価格高騰に続き、
住宅で使用されるロシア産の資材も価格が
高騰すると考えらえます。

住宅でロシア産に頼る材料や資材には

・木材
・製品の半導体(パラジウム)
・セメント
・アルミニウム
・ステンレス(ニッケル)


などがあげられ、これに関連する給湯器、
サッシやドア、その他住宅設備等の価格が
すでに影響を受けています。


【「ウッドショック」の現状はいつまで続く?】

先行きが見えない「ウッドショック」
影響ですが、今回のロシアによるウクライナ
侵攻で世界規模の影響が出ています。

多くの専門家の意見などでも、この先
ウッドショックがどのように推移するかは
やはり世界情勢に依存するため、
予測がつかないという意見が多数となって
います。

またウッドショックが長引く可能性が
高いという意見もあり、ロシアによる
第二次ウッドショックを注意深く見守る
必要があるでしょう。

(関連記事):「新築住宅」が値上がり。
それでも妥協すべきではない5つのポイント




【今後の”木材価格”を注視しよう】

新型コロナ感染拡大の影響に引き続き、
ウクライナ情勢において政府が決断した
経済制裁により、木材価格はさらに
上昇する
と考えられています。

第二次ウッドショックと題される木材の
現状は、いずれ住宅価格にも影響して
きます。


安価で住宅内が寒い中古住宅や
ローコスト住宅とは違い、
住宅性能の高い新築住宅を検討している
のであれば、住宅価格がさらに上昇
する前に、

・迅速で計画的な決断を行う
・新築モデルハウスを検討する
・住宅価格を下げる工夫を行う


などが具体的な対策になりそうです。

いずれにせよ、今後の”木材価格”を
注視しておきましょう。


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