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家づくりコラム

2022.01.20

冬季に起こる”停電”は恐ろしい。「高気密高断熱」で冷え・凍死のリスクを抑える

暖冬や厳冬はあるものの、毎年厳しい
寒さとなる冬の時期。

年末年始は寒波の到来によって極寒
となった日本列島ですが、日々の
暮らしの中の寒さは健康を脅かすことも
あるため、家の中では暖かく過ごしたい
ものです。


一方日本では年末の暮れ、鹿児島から
関東方面にわたって地震が頻発。

震災を含む冬の自然災害は大変恐ろしい
出来事ですが、さらに警戒しておきたい
のは、二次災害の停電です。

冬季の長時間にわたる停電は室内を冷やす
だけでなく、暖める手段も限られるため、
住人には低体温や凍死のリスクがあります。


しかしながら、室温が外気温の影響を
受けない高気密高断熱住宅であれば、
低体温や凍死のリスクを減らし、停電時も
暖かい環境を整える事が可能
です。

冬季に起こる停電、そしてこれに
付随するリスクや、高気密高断熱がおすすめ
な理由、停電時の寒さ対策などに
ついて解説していきます。

(関連記事):年末年始に”寒波”到来。
住宅で心得ておきたい「寒波への対策」




【去年の暮れから頻発する地震】

地震発生の危険と常に背中合わせの
日本列島。


これまで日本は数々の大地震に見舞われて
きましたが、いつどこで大きな地震が
起こるかはいまだ誰にも予測がつきません。

そんな中、2021年12月に鹿児島から
関西、関東にかけて頻発した地震は、
多くの人を不安にさせ、ツイッターなど
への地震に関する投稿が話題となりました。

もし寒波到来と地震が重なり、二次災害の
停電が起きると、さらに恐ろしい事態に
なります。


【冬の自然災害で起こる”停電”は恐ろしい】

そして冬の自然災害で恐ろしいのは、災害
自体だけでなく、長時間にわたる停電です。

家の倒壊を免れた住宅では、停電により
ライフラインが使えない場合、室内は屋外と
さほど変わらない室温になる
と考えられます。


実際に過去に起きた阪神大震災では約
260万軒が停電し、7日間にもわたる
停電が発生しました。

これによって、多くの低体温や凍死が
起こったと言われています。また凍死は、
体温が36℃を下回る低体温を経て起こります。




【真冬の停電時は寒さから身を守る対策が必要】

もし万が一冬の震災が起こり、長期に
わたって停電が発生した場合、室内を
暖める手段としては電気を使わない
暖房器具のみになります。


しかしながら、これら石油ストーブ等の
暖房器具は燃料のストックが尽きれば
もう使用する事はが出来ません。

また余震などが起こった際の火災リスクも
無視できず、停電時に安心して部屋を
暖める手段とは言えません。

その点、高気密高断熱の住宅は、真冬の
停電時、寒さから身を守る手段
として
考えられます。

【「高気密高断熱」がおすすめな理由】

なぜ「高気密高断熱」が冬の停電
対策になるのでしょうか。

高気密高断熱住宅は高い気密性能と
断熱性能を有しており、屋外と室内との間に
熱の境界線があります。


境界線があることで外気の影響を受けない
室内は、熱も逃がさないことから日射の
取得、人が発するだけでも外気温より
暖かく保つことが可能
になります。

新住協代表理事・鎌田紀彦氏の著書
「本音のエコハウス」では実例も紹介
されており、このような理由から
高断熱高気密住宅はサバイバル住宅になると
締めくくっています。

(出典)㈱エクスナレッジ
「本音のエコハウス」/鎌田紀彦



【住宅におけるその他の停電対策】

震災にしろ、その他の災害にしろ、
長期にわたる停電は致命的と言えます。

高気密高断熱住宅ができること以外に、
住宅で行える停電対策にはどのような
ものがあるのでしょうか。

◎ 太陽光発電

太陽光発電・蓄電池といった設備は、
万が一の停電時に役立つ設備
となって
います。

これらの設備を備えておけば、太陽が
出ているときに電気の利用、または
蓄電池への蓄電が可能
になります。

太陽が出ていない日や夜間は蓄電池の
電力を利用することができるため、
冬の停電にも安心して生活を送ることが
できます。


◎ エコキュート

また災害時に停電が起きた時、断水が
起きた時にはエコキュートが役立ちます。


エコキュートの貯湯ユニットには
お湯を溜めて置いておくことができ、
容量も大きいため、例えば370リットルの
容量であれば20リットルのポリタンク
18個分を準備できます。


しかし停電が起こってしまうと、
貯湯タンクの水は温度が下がってしまう
ので注意が必要です。

その他貯湯タンクの水は生活用水と
しても利用可能。

高気密高断熱、太陽光発電とエコ
キュートが全て揃っていれば、万全の
災害時の対策が可能です。


(関連記事):今まで知らなかった快適な
”住環境”。「省エネ住宅」は体感が最優先




【二次災害の停電時は「高断熱高気密」が暖かい】

過去に起こった冬の震災では長時間の
停電が発生した事例があり、これにより
倒壊を免れた家に留まる人々の間に
低体温や凍死が相次いだと言います。

”命を守る行動”という言葉が目立つ
近年ですが、高気密高断熱施工の住宅で
あれば、日射取得と人体発熱により
停電時でも外気よりも暖かい室温を保つ
ことが可能です


また、太陽光発電や蓄電池、エコキュート
といった災害時に役立つ設備が整って
いれば、さらに安心
と言えるでしょう。

二次災害の停電時を考えて「高断熱高気密」
を検討してみてはいかがでしょうか。