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家づくりコラム

2021.11.29

”ZEH導入”が過去最高に。2021年の「注文住宅」の動向は?

国際連合において地球温暖化防止・
気候変動目標に署名した国々によって
毎年行われるCOP26(第26回国連気候変動
枠組み条約締約国会議)。

2021年の会議はイギリス現地時間の
11月13日に閉幕。署名国である日本は、
気候変動への対策として、省エネ性の
高いZEH(ゼッチ)住宅のさらなる普及を
掲げました。


そんな中、株式会社リクルートが行う
注文住宅動向・トレンド調査では、
新築住宅でZEHを導入する家庭が過去
最高に到達したことを発表しています。


地球環境を守る上でも注目を集める
ZEH住宅ですが、環境に優しく高性能な
ZEHは、住人にとっても健康的で経済的にも
やさしい住宅
になります。

これから新築住宅の取得を検討する家庭
であれば、2021年の住宅動向は今後の
住宅購入において参考になるしょう。

注文住宅動向・トレンド調査を参考に、
2021年の住宅動向について、今後の流れや
住宅建築費用の全国平均、ZEHの認知度や
導入状況、経済的メリット等に関する
調査結果についてについてご紹介していきます。

(関連記事):政府が”若年世帯”の「省エネ
住宅取得」に新たな支援




【今後、省エネ性の高い新築住宅建築が急ピッチで進む可能性】

住宅省エネ基準の適合義務化、太陽光
発電システム導入の義務化検討など、
着実に進む住宅部門における省エネ対策。


今年のCOP26では、日本は2050年には世界の
平均気温上昇を1.5℃未満に抑制するために
必要とされているカーボンニュートラルを
達成するという表明
が、会議に出席した岸田
首相によりなされています。

しかしながら、現在の日本では新築住宅
におけるZEH導入は目標を下回っているのが
現状。


カーボンニュートラルという最終目標に
向かい、今後省エネ性能の高い新築住宅の
建築が急ピッチで進んでいく
可能性が高い

言えるでしょう。

また住宅検討者が知っておきたいことは、
省エネ性の高い住宅は環境を守るだけでなく、
私たちに快適で健康な生活を提供し、家族を
守る住宅である
ということです。

【ハウスメーカー等ではカーボンニュートラルに合わせた住宅建築が進む】

現在、各ハウスメーカーや工務店では高い
断熱性を誇るZEHなどの高性能な省エネ住宅の
建築を進めています。

その他、太陽光パネルを標準で搭載する
集合住宅など、温室効果ガス削減に向けた
住宅なども展開。

今後さらに進む省エネ性の高い住宅の
建築ですが、住宅性能について住宅を建築
する検討者が知っておくこと
、また省エネや
創エネが可能な住宅について学ぶ姿勢など、
これまでとは違った住宅購入の視点

必要になってくるでしょう。



【”ZEH(ゼッチ)”の認知度と導入検討状況】

年を経るごとに認知度が高まり、導入が
進んでいるZEH(ゼッチ)ですが、
2021年における全国の認知度はどれくらい
なのでしょうか。

住宅動向・トレンド調査では、建築者で
”ZEHを内容まで知っている”と答えた人は
1884人中で26.8%。”名前だけ知っている”と
答えた人は46.1%に及び、認知度は72.9%でした。


一方、ZEH認知者の中で”ZEHを導入した”と
答えた人は1373人中で26.2%で、2017年の
調査開始以降、過去最高
を記録しています。

認知度は昨年と変わりなく、頭打ち状態と
されていますが、ZEHを導入する家庭は
着実に増加している
ようです。

【”ZEH住宅”における光熱費等の経済的メリット】

また、ZEH導入で気がかりな光熱費削減を
含む経済的メリットですが、ZEHを導入した
家庭を対象に調査を行った結果、毎月の
経済効果について以下のような結果が確認できました。

〇毎月の経済効果

15,000円以上・・・11.8%
10,000円~15,000円未満・・・18.5%
5,000円~10,000円未満・・・30.6%
2,500円~5,000円未満・・・17.3%
1円~2,500円未満・・・21.7%


経済効果の平均・・・8,060円

ZEH導入における毎月の経済効果に差が
出る理由は各家庭でそれぞれですが、
ZEH住宅でもその性能によって経済的
効果に差が生まれる事を伺わせる
結果となっています。

光熱費等の削減には断熱性・気密性といった
住宅性能に加え、日射取得・日射遮蔽、
窓の配置など、様々な要素が絡んでいることを
知っておきましょう。




【住宅建築費用の全国平均】

注文住宅の建築で気がかりな住宅価格ですが、
土地代を除く住宅建築費用の全国平均は
どれくらいなのでしょうか。

2021年における注文住宅の建築費用の平均は
2,988万円で、前年と比較して
109万円増
なっています。


また、新規土地取得者の土地に掛かる費用の
平均は1,678万円。こちらも前年と比較して
192万円増加しています。

全国と首都圏、いずれも土地代を除いた
住宅建築費用が3000万円以上と回答した人が
増加しているのも興味深いポイント
です。

【”安い家”は本当にお得なのかを考える】

新築住宅の建築を検討する上では、
住宅価格は予算やその後の生活を考える
重要な物差し
です。

しかしながら、住宅に支払うのは住宅購入
費用だけでなく、その後に掛かる光熱費などの
ランニングコストを含みます。


つまり、住宅購入では住宅そのものだけなく、
その後何十年にもわたって使用するエネルギーや
修繕やメンテナンスに関わる事柄も
一緒に購入していると言い換えられます。


初期費用が安く、後で沢費用がたくさん掛かる
住宅は性能が低く、夏暑くて冬寒い住宅です。
もちろん、冒頭の解説からも将来の資産価値は
期待できません。

しかし、ZEH住宅のように初期費用が高く、
後々の費用が安く上がる住宅は、
経済的・心理的負担を軽減するだけでなく、
季節を問わず快適な住環境を作ることができ、
なおかつ将来の資産価値に期待できます。


新築住宅の購入は、今後ますます導入が進む
ZEH住宅を検討しましょう。


(出典):㈱リクルート
「2021年注文住宅動向・トレンド調査」


調査方法- インターネット調査
有効回答- 【建築者】 1,884サンプル(全国) 
【検討者】1,874サンプル(全国)

(関連記事):コロナ禍で変わる”冬の
暮らし方”。光熱費を抑えて豊かに暮らせる
「高性能住宅」




【新築住宅は”ZEH導入”を検討しよう】

世界的に推進されている地球温暖化防止
のための温室効果ガス削減。

日本は今後、温室効果ガス排出量を
削減でき、環境に優しいZEH住宅の建築を
進める方針を固めています。


新築住宅の取得では、住宅選びが
難しい点ではありますが、住宅の今、
そしてこれからを見据えれば、手に入れる
べき住宅の姿が見えてきます。


新築住宅は”ZEH導入”を検討しましょう。