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家づくりコラム

2021.11.12

政府が新設の”省エネ表示”を検討。将来の暮らしは「高性能住宅」が安心

地球温暖化やエネルギーの需給、価格変動
などにより、”省エネ”が今後さらに
重要視される日本の住宅。


新築住宅の購入では、住宅価格は住宅の
価値を推し量る大事なポイントですが、
エネルギー需給が不安定な現在、同様に
住宅の”省エネ性”もまた大事なポイント
です。

これまで建物の状態や立地などによって
価値が大きく左右されてきた住宅でしたが、
今後はここに”住宅の省エネ性能”が加わる
時代に入ってきます。


政府において、

・住宅省エネ基準適合義務化
・太陽光発電の設置義務化

といった動きが見られる現在、新築住宅を
購入する家庭にとって、住宅の省エネ性を
見極める事が将来の暮らしを決定づける

と言っても過言ではありません。

また政府は、さらに住宅の省エネ表示の
強化を目的に、現行水準以上の
基準を設ける方針
を示しています。


現在、国交省が検討する省エネ表示強化と、
今後求められる住宅の在り方、
現行の省エネ基準の問題点や、今後
新築住宅に高い性能を付与するのが
望ましい理由などについて解説していきます。

(関連記事):2021年冬の電力需給”
過去10年で最も厳しい”。日常生活で
気を付けるべき事は?




【政府が住宅の”省エネ表示強化”の方針】

住宅の省エネについて、何かと情報が
目まぐるしい2021年。

国土交通省は11月4日、住宅の省エネ
についてさらなる強化を目指すため、
一戸建て新築住宅の断熱性能において、
現行を上回る水準の等級を今年中に
設ける意向を明らかにしました。


詳しい内容について、国交省は一案と
して会議資料を作成しています。

・現行の断熱等級4を上回る基準の新設
・光熱費を概ねゼロにするZEH住宅基準新設
・ZEH以上の住宅性能に関する基準新設
(heat20・G2・G3)

といったことが明らかになっており、
断熱等級5,6,7の新設を行う方針です。

(出典):時事通信社
iJumpポータル


【今後求められる住宅の”在り方”とは】

近年になり、ようやくその重要性が注目
されるようになってきた住宅の断熱性能。

今までの住宅では重視されてこなかった
”省エネ”に深く関わる住宅性能は、
今後より住宅購入において価値の根幹を
決めるポイント
になってきます。

また、新たに高水準な基準が設けられる
ということは、新築住宅建築において
現行の基準が不十分であるということを
意味しており、今後の住宅の在り方として
住宅性能の高さは欠かせません。



【現行の省エネ基準は”問題あり?”】

現在、新築住宅建築で断熱性能の基準
とされている断熱等級は、結論から言って
十分な性能とは言い切れません。


その背景には、世界先進国から大きく
後れを取っている日本の住宅の現状が
あります。

断熱等級を取得した住宅など、現在
建てられる住宅は、これまでの一般住宅に
比べれば住みやすい住宅であることに
違いはありませんが、

・エネルギー消費量(CO2排出量)
・住宅内の寒暖差(室温18℃を保てない)
・結露やカビの発生
・高い光熱費


といった、日本の住宅における慢性的な
問題の根本解決には至りません。

【世界の先進国に匹敵する省エネ基準が必要】

世界各国の課題となっている温室効果
ガスの削減において、人が暮らし活動する
住宅部門は大きな役割を担っています。

また、住人が健康リスクの少ない暮らしを
送るにあたり、住宅内で一定の暖かい
室温を保つことは、世界の先進国では
言わば常識
です。

世界の先進国では、住宅に高い省エネ性能を
持たせることで、温室効果ガス排出を削減し、
また住人が健康に暮らせる室温を保てるだけの
省エネ基準適合を義務化しています。

しかし日本ではまだこのような高水準の
基準が義務化されていない事実があり、
夏暑くて冬寒い、冷暖房効率が悪く
エネルギー消費が激しい家が建ち続けています。

日本政府は世界先進国に習い、日本の
住宅も高い省エネ基準に合わせていくことが
今後重要と考えていると思われます。




【新築住宅はさらに高い性能が望ましい理由】

新築住宅を購入するにあたり、将来の
暮らしを見据えた時、やはり住宅性能が
高いことが望ましいと言えます。

住宅性能表示制度は、住宅がどれだけの
省エネ性能や、その他耐震性などの
性能を有しているかを一目で確認できる
制度
です。

この住宅性能表示制度は、今後の住宅
においてその価値を定める基準になり、
省エネ性能が高い住宅は、より高い価値で
取引されるようになります。


これにより住宅の資産価値を守ることが
できるだけでなく、優良な室内温熱環境
居住快適性は住人の健康リスクを大幅に
軽減
し、なおかつ省エネで光熱費が掛からない
暮らし
を現実のものとします。

また、多くの要素で成り立つ住宅性能は
”ある程度”の性能ではその効力を発揮
しないため、政府が定める現行の住宅
省エネ基準を上回る事が必須事項。

住宅の省エネ表示強化を目指す政府ですが、
今後新設される高水準の住宅性能を選ぶ
ことで、世界先進国と同じ水準の暖かい家が
手に入ります。


新築住宅の購入では、現行水準より
さらに高い性能を意識しておきましょう。


(関連記事):極寒なのに”幸福度”が高い。
北欧諸国に学ぶ「冬の暮らし方」




【「高性能住宅」で安心できる暮らしを】

これまで住宅購入ではあまり注目されて
こなかった住宅性能。


今年に入ってから、政府は新築戸建て
住宅に関し、省エネ基準適合義務化
太陽光発電設備の設置義務化
論議するようになっています。

さらに、省エネ住宅性能表示についても
強化の意向を示しており、今後
高い価値を持つ住宅は、「省エネ性能」
優れた住宅となりそうです。

住宅性能の高さは、暖かくてエネルギー
消費が少なく、家族が健康に暮らせ、
価値の高い住宅であることを意味します。



「高性能住宅」で安心できる暮らし手に入れましょう。