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家づくりコラム

2021.10.26

住宅の状態把握に必須。「点検口」の重要性と設置個所を解説

新築住宅を検討する際には、家に
暮らしていても普段あまり気に掛ける
ことがないポイントも確認する必要が
出てきます。

そのひとつに、住宅の「点検口」
あります。

点検口については理解しているようで、
あまり理解していないという人が
多いのではないでしょうか。

新築住宅で確認すべき点検口は、
住宅の現状がどのようなものなのか
把握するため、また住宅の診断を行う
際にも必要です。 


緻密に計画し建築する新築住宅ですが、
中には点検口が足りない、または
点検口が付いていないという住宅が
実際にあり、末永く住宅に暮らし続ける
にあたっては点検口の有無を確認
するべきと言えます。


具体的になぜ新築住宅の「点検口」が
重要なのか、また点検口の確認、
点検口を使った確認箇所や設置場所
などについて解説していきます。

(関連記事):”住宅購入”で注意したい
「違法建築」の住宅について解説




【なぜ新築住宅の「点検口」が重要なのか】

その名前の通り、建物の状態を確認する
ために必要な「点検口」

住宅の基礎、梁や柱、設置する金物類や
断熱材は施工後、内装によりすっかり
隠れてしまい、外部から確認することが
できません。

例えば、もし見えないところで基礎の
劣化やシロアリの発生、湿気やカビによる
躯体の老朽化が進行していた場合、点検口が
無ければ内部の状態を発見・確認することが
できず、事態はさらに悪化してしまいます。


そういったことから、点検口は住宅の
施工状況や健康状態、しいては
住宅の寿命や資産価値にまで影響する
重要箇所です。


【「点検口」が無い建売住宅もある】

住宅を健康に長持ちさせることを考慮
している新築住宅には、必ず点検口が
複数設置されています。


しかしながら、一部の建売住宅などでは
点検口の数が足りなかったり、また
点検口自体が設置されていないケース
があるのも事実。

このような住宅は住人の事を考えた
住まいとは言い難く、この他の箇所の
施工にも不安が付きまといます。


どのような新築住宅であっても、
点検口の有無は必ず確認したいところ
です。



【新築住宅における「点検口」の確認】

入居前のホームインスペクションによる
点検や、入居後の建物の状態を確認
するために必須と言える点検口。

新築住宅を購入する際は、点検口の
有無について確認しておいた方が安心
です。


建売住宅の場合、すでに建築が済んだ
住宅であれば、現場で目視によって
点検口の確認を行います。

設置されている点検口が、住宅内部を
確認しづらい場所に設置されていたのでは
その役割を果たすことができないため、
確認のため実際に内部を覗いてみましょう。

また、注文住宅も含め建築される前の
住宅であれば図面表記による点検口の確認、
その他直接担当者に点検口の有無と
場所を確認するのも有効です。

図面に実際に場所を示してもらう等、
その位置を把握できるようにして
おきましょう。

一般的に点検口は450mm×450mmの大きさで
設置されることが多く、これより小さい
サイズ場合はカメラなどを挿入することで
内部を確認できます。



【「点検口」の設置個所と確認できること】

住宅に設置される点検口の場所は、主に
床・天井・屋根裏になります。それぞれの
点検口で確認できることについても見て
いきましょう。

◎ 床下点検口

床下点検口は、一般的に床下が確認しやすく、
かつ目立たないという場所ということから、
キッチンの床下収納と兼用で設置されます。

住宅基礎のひび割れ、金物施工、床下の
断熱施工や給水管・排水管の確認、
建築工事における残存物などが確認可能です。

◎ 天井点検口

2階建て住宅の1階天井裏、または3階建て
住宅の1階、2階の天井裏を確認できるのが
天井点検口です。

天井点検口はサイズも小さく、確認できる
範囲が少ない事が通例となっています。

配線の状況や断熱施工、換気ダクトなどの
確認ができ、ユニットバスの天井に設置
されていることが多い点検口となっています。

◎ 屋根裏点検口

小屋根裏部屋や屋根裏収納を設えている
住宅であれば、点検口は壁面に設置
されているケースがあります。

屋根裏点検口は、住宅の最上階に位置する
屋根裏の梁や柱の状態、金物類の設置状況、
断熱材施工や屋根の野地板等の確認ができる
点検口です。

(関連記事):「価格が安い住宅」の
注意点と、”住宅に暮らし始めてから”のこと




【新築住宅では「点検口」について確認しておこう】

新築住宅に設置されている点検口は、
入居前のホームインスペクションや
入居後の住宅のコンディションを
確認するために必要です。

住宅を長持ちさせるためにも必要な
点検口ですが、住宅によっては点検口が
付いていない場合もあるため、注意が
必要です。


将来を考え、建築後の建売住宅などでは
目視も含めた点検口の確認、また注文住宅
など建築前の住宅であれば、図面の確認、
担当者への直接の確認を行ったほうが安心
と言えるでしょう。


新築住宅では「点検口」について確認して
おきましょう。