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家づくりコラム

2021.08.01

新築住宅を検討する際にチェック。「省エネ住宅」を知るためのポイント

住宅において、世界の先進国
に比べて省エネ性能の進歩が遅い
と言える日本。


欧米やヨーロッパ諸国では
かなり昔から住宅性能の高い
建物の建築が考慮されてきましたが、
これに対し、日本では全くと言って
よいほど省エネ性能が考慮
されていない住宅が建ち続けて
きました。

現在、各家庭が新築住宅を建てる
際にも省エネ性・住宅性能があまり
考慮せず、間取りやデザインを
重視する傾向が残るのは、
日本の住宅の進歩の遅さが大きな
要因です。


つまり私たちにとっては、このような
日本の現状が要因となって、環境に
やさしく、本当に快適で家族が
健康に暮らすことができる住宅に
ついて知識を得る機会が奪われ続けて
きたということになります。


しかし今、2025年度”住宅省エネ基準
義務化”の流れを背景に、
「省エネ住宅」について知る
チャンスが訪れています。


新築住宅について検討する際、
まず何よりも最初に触れておきたい
「省エネ住宅」の知識について
知るためのポイントを解説していきます。

(関連記事):”着工”までが肝心。
理想の「省エネ住宅」を手に入れるには




【①:「省エネ住宅」とは何かを知る】

今までにないほど多くの省エネ製品や
省エネ家電が登場している現在。

日本にとって、また世界にとって
地球温暖化を防止するにあたり、
”省エネ”は欠かせない要素です。

住宅で使用する家電などが省エネ
であれば、より光熱費を抑えて
効率よく使用する事が出来ます。

「省エネ住宅」は、生活を送る
住宅そのものを”省エネ”にし、
暮らしに多くのメリットをもたらす
住宅です。


新築住宅の建築を検討する際は、
まず”省エネ住宅とは何か”について
知ることから始めましょう。

【②:「省エネ住宅」のメリット・デメリットを把握する】

住宅内の室温を1年を通し一定に保ち、
夏場・冬場の冷暖房効率を高め、
光熱費を大幅に抑える。

住宅内の結露を防ぎ、カビ・ダニ
の発生、健康被害を抑える。

住宅の耐久性・防音性が高まり、
暮らしがこれまで以上に快適になる。


これらは、省エネ住宅で享受できる
メリットです。反対に、省エネ住宅
ではイニシャルコストが高くつく
というのはデメリット。


しかし長年暮らす住宅では、
省エネ性がなく光熱費が掛かり
続ける住宅の場合、最終的な
経済負担は比べ物にならないほど
大きくなります。


省エネ住宅のメリット・デメリットを
把握し、将来の生活に照らし合わせて
みましょう。



【③:「省エネ住宅」の構成要素を知る】

一般住宅に比べてどの部分、どんな
特徴が省エネ住宅を構成している
のでしょうか。

一般住宅との違いは、まず住宅の
「断熱性・気密性」にあります。


これらの性能が高い事により、
住宅内の熱や冷気を逃がすことなく、
冷暖房効率を高める事が可能に
なります。


そして、庇と土地の気候や環境、
方角を加味した「パッシブデザイン」
により、夏場の強い太陽光や
太陽熱を遮蔽することで、
住宅内が熱せられるのを防ぎます。


また気密性が高い省エネ住宅は、
効率の良い「24時間換気」、そして
住宅内の熱損失を防ぐ「熱交換換気」
を導入し、室内に快適でクリーンな
空気が24時間充満する健康的な
空気環境を作り出します。

この他、空調はエアコン1台のみ
による「全館空調」で、住宅内の全室を
一定の温度に保つことを可能にします。


省エネ住宅を構成する要素を知り、
省エネ住宅で何が可能になるのかを
知識として身に付けましょう。




【④:「省エネ住宅」性能の基準を知る】

省エネ住宅の持つ省エネ性能は、
実際のところ低いレベルから
高いレベルまで様々ですが、
ややこしそうに感じますが
決して難解なわけではありません。

省エネ住宅の性能を知るには、

・断熱性を示す「外皮平均熱貫流率」(UA値)
・気密性を示す「相当隙間面積」(C値)


これらの数値について、
まず基準を知っておくことが
大切です。


なお、断熱性能は現在政府が
提唱する数値ではなく、
将来の政府目標や本当に快適に
暮らすための基準として、
HEAT20が提唱する数値を基準と
しましょう。


(関連記事):住宅の断熱性を
示す「Ua値」を分かりやすく解説! 


(関連記事):省エネ住宅の性能を示す!
C値について分かりやすく解説 


(参考URL):HEAT20

【⑤:「省エネ住宅」の建築が可能な依頼先をチェックする】

今後これからますます建築が
推進される省エネ住宅ですが、
どの建築会社でも性能の高い
省エネ住宅を建てられるという
わけではありません。

依頼先の実績はもちろん参考に
なりますが、それ以外にも
前項の断熱性・気密性の数値に
ついてハッキリと明示できる
依頼先が理想的です。


つまり、省エネ性能は数値で
確認する事ができます。


建築会社の過去の実績も参照し、
数値以外の知名度や営業トーク
だけに惑わされない姿勢も大切です。


(関連記事):「高断熱高気密」の
営業トークに騙されない。
”本当に暖かい家”を選ぼう




【新築は「省エネ住宅」を建てよう】

年を追うごとに段々と知られ
始めている「省エネ住宅」は、
地球環境の保全という観点からも
政府にとっても早急に着手すべき
項目です。


現在においても住宅の省エネ性能を
あまり重視しない家庭が多い
原因は、これまでの日本の住宅の
あり方が要因のひとつ。

新築住宅を建てるにあたり、
省エネ性を考慮しないことは
あまりにも勿体ないのです。


住宅が省エネであることは、
住宅に暮らす家族にとっては
家族の健康を守り、経済負担を軽減し、
住宅を長持ちさせて資産価値を
高めることです。


新築住宅は「省エネ住宅」を建てましょう。