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家づくりコラム

2021.03.23

やり直しは大変な”省エネ性能”。設備の前に考える「断熱性・気密性」

新築住宅の建築で
家族との暮らしを安心・安全に
するための設備性能は、
慎重に検討したいところ。


よりエコな暮らしを可能にして
くれる設備の導入、そして
住宅そのものが持つ性能の高さは、
住宅における家族との暮らしを
より快適にしてくれます。

もし、導入した設備に満足
出来なかった場合、または
予算の関係で新築時に希望の
設備等を導入できなかった場合は、
ほとんどのケースでは
住み始めてからでも導入が可能です。

しかし、住宅が持つ性能は
住宅の構造と深く関わってくるため、
後から性能を改善しようとすると
大規模で費用が掛かる工事に
なってしまいがち。


住宅性能、特に省エネ性能などは
住宅の設計段階で考慮しておく
べきと言えるでしょう。


住宅に導入する設備、その前の
段階で考えておきたい
断熱性・気密性について、
またこれらの性能を持つことで
得られる利点などについて
解説します。

(関連記事):ステイホームでさらに
気になる騒音!静かな暮らしは
”高防音”の「省エネ住宅」で




【みんなが新築住宅で優先したい事項は?】

現在住宅ローンの金利水準の低さから
多くの人が買い時と考える住宅。

また住宅への住まい方、そして
新築住宅に求める事柄は
家庭によって様々でしょう。

新築住宅の建築で優先したい
事柄について、各家庭では
どのような見解を持っているので
しょうか。

住宅金融支援機構が取りまとめた
2020年4月の市場動向調査では、
消費者が新築住宅に求める
事柄について明らかになっています。

【優先したい”建物の性能”】

一般消費者およそ1000人を対象に
行なわれた調査内の設問
”住宅事業者選びで重視するポイント”
では、回答が多い順に以下のような
結果になりました。

建物の性能・・・58.0%
住宅の立地・・・49.2%
デザイン・・・40.4%
住宅の価額・・・30.1%
設備の性能・・・26.1%
アフターサービス・・・19.0%

(複数回答・3回答まで)

住宅の立地やデザイン、設備の
性能等も大切な事柄ですが、
やはり”建物の性能”を重視したい
とする消費者が多いこと

分かっています。



【みんなが重視する住宅性能は?】

次に同調査内、”建物の性能で
重視するポイントは?”

という設問では、

高耐久性・・・71.4%
耐震性・・・68.1%
省エネルギー性・・・40.9%
換気性・・・22.1%
劣化対策・・・18.8%
遮音性・・・17.9%


以上のような結果となりました。

これらの性能を新築住宅に
付与するには、住宅の構造に
着目する必要があります。

(出典):住宅金融支援気候
住宅市場動向調査


【やり直しが大変な住宅性能】

住宅の構造が大きく関係する
住宅性能。

例えば、耐震性能や耐久性能、
換気性能などは構造と深く
関わりますし、住み始めてから
付与しようと考えても
大規模で費用の掛かる工事になって
しまうのは想像に難くありません。

また、環境問題やエネルギーコスト
高騰の可能性などから、今後の
生活で大切になると考えられる
省エネ性能もまた、住宅の構造と
関わる断熱性と気密性が伴わなければ
なりません。




【”断熱改修”は高額】

断熱改修は住宅の断熱性を高め、
暖かい家に作り直すための手段です。

古い基準で建てられた断熱性が
不十分な既存住宅、または
新築でも断熱性を高めたい
場合の選択肢と言えるでしょう。

断熱材充填・樹脂サッシへの取替、
各種断熱工法の工事などその内容は
様々。

住宅に高い省エネ性能を持たせる
には、断熱性と気密性がセットで
なければならず、フルリフォーム
工事を行ったとしても、
新築時に行う水準の気密性を
確保することは難しいと考えられます。


【断熱性と気密性を高める利点】

住宅の断熱性と気密性は、
エコで暖かく、住み心地の良い
住宅には欠かせない性能です。


光熱費の削減、コロナ禍でも
安心の高い換気効率、
快適な室内温熱環境、そして
シックハウスやアレルギーなどの
健康リスクの低減など、様々な
利点をもたらす断熱性と気密性。


実際のところ、前項で挙げた
みんなが重視する住宅性能は、
断熱性と気密性の高いことで
全ての項目が満たされるのです。




【まず最初に断熱性・気密性を考えよう】

新築住宅を購入するにあたって
優先したい事柄。

新しい生活に新しく取り入れたい
設備などは数々ありますが、
その土台となる住宅性能は
まず最初に考えておくべき事と
言えます。


各家庭が重視したいと考える
建物の性能について述べましたが、
これらの性能は住宅の
断熱性・気密性が高いことで
達成できる性能でもあります。


暮らしを快適にする省エネ性能
を考えるなら、まずは断熱性・
気密性について考慮してみましょう。